『年の瀬も押し迫った昨年12月27日、朝刊一面の「高速道二輪2人乗り解禁」の見出しを見て「おっ!」と思われたライダーの方も多いのではないでしょうか?



 12月26日、警察庁が違法駐車対策の抜本的改革や運転中の携帯電話使用への罰則適用などを柱とした道路交通法改正試案を公表したのですが、その中に高速道路における自動二輪車の二人乗り規制の見直しという項目があり、『20歳以上で免許取得後3年以上の者については認める』という案が盛り込まれていたのです。



 2002年末のゴタゴタについての詳細は以下の記事にありますが、

・高速道路二人乗り規制解除か?(2002年12月4日)

・高速道路二人乗り解禁問題続(2002年12月7日)

こういった形で潰れると、機運が再び盛り上がるまでしばらく時間がかかるのがこれまでの常でした。しかし今回は「平成15年度の可能な限り早い時期に最終結論を出すべし」という規制改革推進3か年計画の閣議決定があり、それに基づいて調査予算もつけられたため、警察庁も何らかのアクションを起こさざるを得なかったことが、大きな違いでした。



 また、日本自動車工業会が、ヨーロッパに調査団を派遣して綿密な調査報告書を提出。アメリカをバックにつけたハーレーダビッドソンもレポートを作成。高速道路二輪車二人乗り規制撤廃会議がインターネットを通して署名を集め、自民党、民主党、公明党に請願書を提出したのをはじめ、一般ユーザーレベルでも現実的な動きが多々ありました。



 ポイントとなる国会も、野党第一党の民主党は、2001年に議員立法の形で解禁に動いた実績がありますし、自由民主党内にもオートバイ議員連盟が発足し、2002年末に議員立法で動き前出のゴタゴタ劇が起こりました。このように、ユーザーから業界、国会までが同じ方向を向いていたのも、これまでになかったことです。



 こうした流れもあって、警察庁側にも「何が何でも反対しているわけではない」という姿勢が見られるようになり、2003年6月8日には茨城県・自動車安全運転センター中央研修所において、二人乗り時の運転特性に関する調査を実施。その結果「少なくとも急加速、急制動、急な進路変更を要する状況に遭遇しなければ、一人乗りに比べて著しく危険であるとは言えない」という結論に達しました。



 警察庁の基本姿勢の変化や調査結果を受けて、自民党オートバイ議連では、これまでの議員立法ではなく警察庁が中心となる内閣提出法案でいくことに決定。それが今回の試案発表へとつながったというわけです。



 警察庁では広く一般の意見を聞いたうえで、今月末に召集される第159回通常国会に法案を提出し、二人乗り解禁に関しては2005年以降の実施を目指しているとのことです。意見は1月23日まで電子メール、郵送、FAXで受付中。まさかとは思いますが、提出されてみたら改正案から二人乗り解禁が消えていた、余計な規制がゴテゴテついていた、なんてことがないよう後押しの意見をドシドシ送りましょう。メールアドレス等の詳細は「道路交通法改正試案」に対する意見の募集について(警察庁交通局)をご覧ください。』

Yahooのニューストピックスで見かけました。数年前から噂されてる、高速二人乗り案。バイカーとしては早く成立して欲しいなぁー(^^♪