クランクケース磨きを行って、作業も途中だったのでドライブベルトを交換へ。

ドライブベルト交換ドライブベルト交換 (1)


使うのはデイトナのプーリー脱着ホルダ。

丸い穴にホルダの突起物を挿してプーリーの空転をおさえられる。



無くてもなんとかなるのかもしれないけど、スクーター系の整備をするなら必須なアイテム。YAMAHA専用とかHONDA専用なんてものが売ってるので、それを購入するのがいいのかもしれないけど汎用で様々な車種に使えるこいつは便利。




パカっと外れます。

ドライブベルト交換 (2)ドライブベルト交換 (3)


この辺りはボルトでとまってはいないので簡単に外れます。



ギザギザな部分にプーリー脱着ホルダのツメを引っかけて、空転を抑えられる。

一石二鳥な特殊工具。

ドライブベルト交換 (4)ドライブベルト交換 (5)


プーリー脱着ホルダさえあれば、サクサクっと外せます。



ウエイトローラー登場。このローラーを換えると加速重視や最高速重視等のセッティングが行えます。

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結構摩耗してたけど、ウエイトローラーは用意してなかったので汚れを落とす程度で再利用。



まっ黒なクランクケース。

ドライブベルト交換 (9)ドライブベルト交換 (10)




汚れを落とさなくてもいいけど、ショップに任せずに自分で開いてるのでクランクケース内部も磨いてみる。

ショップにドライブベルトの交換を任せたら、親切なお店以外はクランクケース内部の磨きなんてやってくれないはず。

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上が(恐らく)ノーマルのドライブベルト。

下がキタコケブラードライブベルト。幅が少しだけ太くなりました。



こんな感じでドライブベルトを組み込み。

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磨いたクランクケース内部は全くみえなくなるので、かなり自己満な整備。

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ちなみに、簡単にはずれる真ん中の2つのギア(キックのギアとそれに連動してるギア)は本体側に組み込まずに、クランクケースの蓋側に嵌め込んでから蓋をするのが正しい手順なので、注意してください。

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キックギア等を蓋側に組み込まずに、本体側に組み込んでクランクケースのボルトを回していくとこんな惨劇がおきます(゚д゚)グホッ

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「メキッ」



っと嫌な音が聞こえました( ・∀・)

アルミテープで取り合えず補修。



そんな訳で取り合えず終了。

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クランクケースへの罅だけじゃなく、内部で更なる悲劇が起きてる事とは露知らず・・・



取り合えず終了。



キックギア交換へ続く